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　ドイツのニュルンベルクに本拠地を置く市場研究機関・GfK社は25日、報告書の中で「第3四半期に、中国のスマートフォン市場は引き続き成長傾向を保ち、世界のスマートフォン市場の成長を押し上げる『推進力の要』としての地位を維持している」と発表しました。

　同報告書によりますと、第3四半期におけるスマートフォンの全世界での販売台数は約3.53億台で、昨年同期比7.5％増ということです。その内、中国市場での販売台数が約1.13億台で、昨年同期比15％増となっています。また、その売上額は全世界で1040億ドルに達しており、その内317億ドルが、中国市場での売上です。

　GfKグローバル電信研究部門の責任者は、「第3四半期のデータが示す通り、北米市場を除いた市場では、スマートフォンの需要が安定的に伸びている。中でも、中国市場は引き続き、成長を牽引する『推進力の要』となっている」との見方を示しています。

　今年一年間の、世界全域におけるスマートフォンの販売台数は14億台に達することが見込まれています。うち、4.45億台を中国が占め、昨年同期比15％の伸びになると予測されています。（Yan、謙）