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「空と草原の間」遊牧音楽フェス開催=上海で

2016-10-18 15:44:48     cri    

 第18回中国上海国際芸術祭・芸術の空イベントの一環として、「空と草原の間」第1回遊牧音楽フェスティバルが16日午後、上海シティ原っぱ音楽広場で開幕しました。

 今年のフェスティバルは「民俗音楽の国際化」をテーマにしたもので、2016フルンべイル遊牧音楽祭の継続といえるイベントです。ライブ現場では、モンゴル族の長調の王者と呼ばれたハスバトゥ氏、チベット族の歌の王者シロウコンポ氏、満州族のスピリチュアルの王者パインホホ氏、馬頭琴のプリンス韓牟人氏、およびユニットの風を追う駿馬とカザリ楽団などが来場者に遊牧民族の特色豊かなありのままのエスニック音楽を披露しました。

 フェスティバルの黎冬総監督は「モンゴル族、オロチョン族、エブェンキ族、ダフール族、満州族、チベット族から高水準の歌唱芸術家たちが集まり、古くから伝わる草原の遊牧民族独特の歌唱芸術を披露した。上海国際芸術祭というプラットフォームを通して、国内外の音楽愛好者に中国の伝統的民族音楽の魅力を感じる機会をつくりたい。大草原の音楽を大都市や国外に伝えることも目指している」と話しました。

 なお、音楽会に出演する芸術家たちのほとんどは2016フルンべイル遊牧音楽フェスティバルに参加していた顔ぶれです。これらの芸術家たちはありのままの民族音楽を収録したアルバム「空と草原の間」の製作チームらと共に作品を制作、2018年のグラミー賞を目指したいとしています。(殷、む)

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