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中国は国際貿易の再生を促す積極的貢献者=商務省

2016-10-02 14:01:17     cri    

 近頃、世界貿易機関(WTO)が国際貿易の成長スピードを下方修正したことを受け、商務省報道官は1日の記者会見で、「これは世界経済の不振によるもので、中国は一貫して国際貿易の再生促進において積極的貢献をしている」とコメントしました。

 報道官はその際、「WTOはグローバル貨物貿易の成長鈍化の原因は多種多様であるとしている。根本には世界経済の不振があり、国際金融市場のボラティリティも世界貿易の再生に不安定さを与えているほか、各国の貿易政策も国内市場への配慮を増し、貿易保護主義が台頭している」と述べました。

 さらに、「金融危機以来、中国は世界経済の成長牽引にせよ、国際貿易の再生促 進にせよ、いずれも積極的貢献者の役割を演じている。この数年、中国の対外貿易の成長スピードはやや鈍化しているものの、なお世界の主要国を上回る規模を保っている。グローバルな貿易大国として、近年、中国は積極的な輸入政策を実施し、国際商品市場や世界の貿易総量の安定に貢献してきた。押しなべて言って、中国経済は長期にわたり好調を保っていくという見通しに変わりはない。先進国や途上国との産業補完性の優位性にも変わりはない。対外貿易の構造調整や、構造の見直しによる経済発展加速実現のトレンドにも変わりはない」と強調しました。

 報道官はまた、「中国はグローバル貿易保護主義の主な被害者でもある。今年1月から8月まで、中国は20の国と地区から85件以上の貿易救済調査を受けている」としながらも、「国際貿易自由化の理念に則り、対外開放をより拡大し、貿易の利便化水準を引き上げるとともに、G20 杭州サミットのコンセンサスを積極的に行動に移し、如何なる形式の貿易保護主義にも反対していくことで、世界貿易がいち早く低迷から抜け出し、持続可能な成長を実現するよう、各国と共に努力していきたい」と期待を寄せました。(Lin、む)

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