国慶節を控えた30日夜、北京の人民大会堂では、国務院主催による国慶節レセプションパーティが開催され、中華人民共和国建国67周年を盛大に祝いました。会場には、習近平氏や李克強氏、張徳江氏、兪正声氏、劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏ら中国共産党と国家の指導者の他、国内外からの参加者1200人余りが一堂に会し、中華人民共和国生誕の日を祝いました。

　レセプションでは、李克強首相が談話を発表し、「この67年来、特に改革開放政策の実施以来、中国共産党の指導の下、全国の各民族の人々は不撓不屈の精神で奮闘し、偉大なる祖国を貧弱な国から世界第二の経済国にまで変貌させた」としたうえで、「国家の繁栄は国民の福祉を増進する根本と基礎だ。経済建設を中心に据え、その成長スピードを保ちつつ、各種類の市場のリスクを効果的に回避する一方、国家の革新能力、総合的競争力、持続可能な開発レベルを向上させ、更に高いステージに突き進んでいかなければならない」と強調しました。

　李首相は、また「『一国二制度』や『香港人による香港の管理』、『マカオ人によるマカオの管理』、そしてそれらにおける高度な自治を支持する方針を引き続き堅持し、香港とマカオの国家近代化プロセスにおける独特な役割の発揮を支持していく。『一つの中国」原則、『九二共通認識」を堅持、台湾独立に反対し、両岸関係の平和な発展を維持、促進していきたい」と述べました。（藍、向）