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外務省「シリア問題は停戦が重要な前提」

2016-09-26 21:01:09     cri    

 外務省の耿爽報道官は26日の定例記者会見でシリア情勢に関する質問に答えた際、シリア問題の政治的解決には「停戦と暴力の停止が重要な前提だ」との考えを示しました。

 報道によりますと、シリア情勢を巡って、25日に開かれた国連安全保障理事会の緊急会議では、アメリカ、イギリス、フランスが「シリア政府の野蛮な行為を支持した」として、ロシアを非難しました。一方、ロシア側は「停戦協定の遵守をシリア反政府勢力に説得できなかったのはアメリカの方だ」と反論したということです。

 耿報道官はシリア情勢について中国側のコメントを求められ、シリアの関係地域でこのほど、衝突がエスカレートして死傷者が出たことに「中国側は懸念を示す」とした上で、「先日、ニューヨークで行われた国連総会の期間中、関係各方面はこれを巡って、頻繁に接触し、安保理ではハイレベル会合が行われた。王毅外相が会議で指摘したように、シリア問題を解決するには、安保理のシリア問題を巡る関連決議、特に第2254号決議を確実に実行し、停戦や政治的交渉、人道主義援助及び合同テロ対策という4つの面で問題解決に取り組むべきだ」と指摘しました。(洋、星)

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