胡錦涛氏は中国共産党第16期と第17期中央委員会総書記を歴任し、科学的発展観の主要な提唱者です。第18回中国共産党大会によると、科学的発展観は中国の特色ある社会主義理論体系の最新成果で、中国共産党の集団的知恵の賜物でもあります。また、党と国家の諸事業を指導する強大な思想武器として、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「3つの代表」の重要思想と並び、党が長期に渡って堅持すべき指導的思想です。

　中国共産党中央は2013年7月に、『胡錦涛文選』の編集と出版を決定しました。『胡錦涛文選』には、胡氏が1988年6月から2012年11月までに完成させた代表的・独創的な重要著作が収録され、報告、講演、談話、文章、書簡、指示など全242編あり、初公開となるものも多く含まれています。（ミン・イヒョウ　星）