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8月の経済運営は安定推移、一部好転=国家統計局

2016-09-13 14:46:16     cri    


 国家統計局の盛来運報道官は13日、8月の経済運営について、「主要指標は改善傾向を見せているが、不安定かつ不確定な要素が依然山積しており、経済の安定と好転の基盤は確実なものになったといえない」と説明しました。

 盛報道官によりますと、8月の工業生産はスピードが上がっており、企業の経営効果と利益も改善されています。全国の一定規模以上の企業の工業増加値は、可比価格での計算では昨年同期比6.3%増となり、成長スピードでは、先月比で0.3ポイント、昨年同期比で0.2ポイントの加速が見られました。

 また、固定資産投資は安定傾向が見られ、インフラ投資も好調な推移を見せています。1月から8月までの間、全国の固定資産投資(農家を除く)は36兆6339億元、昨年同期比で8.1%増となり、成長速度は1月から7月と同レベルとなりました。

 さらに、不動産開発投資が小幅回復を見せているほか、小売でも安定的かつ比較的速い伸びを見せており、ネットでの小売売り上げも好調を保っています。このほか、輸出の伸びが加速、輸入の増加もマイナスからプラスに転じています。一方、CPI(消費者物価指数)の上げ幅は昨年同期比で縮小、工業製品生産者物価は下げ幅が引き続き縮小を見せています。(朱、む)

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