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李克強首相、東アジアサミットに出席

2016-09-09 09:20:01     cri    

 李克強首相が現地時間8日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた第11回東アジアサミット(EAS)に出席しました。

 李首相は「東アジア地域の平和の安定と繁栄を実現するためには、大きなチャンスに恵まれていると同時に、多くの課題も抱えている」と指摘し、関係各方面と力を合わせて、東アジアの協力を推進し、地域の平和の安定と持続的な繁栄に力を貢献していくとの中国の立場を改めて示しました。

 南海問題について李首相は、中国が『国連海洋法条約』を一貫して忠実に履行していることや、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が達した『南海各方面行動宣言』がこれまでの十数年間、南海地域の平和と安定を維持する基盤であることを改めて強調する上で、中国とASEAN諸国は「南海行動準則」の策定に関する交渉を積極的に進めており、争議が解決されるまでに意見の相違をコントロールして、対立をなくし、協力を推進していくことで合意したと明らかにしました。

 李首相は「中国は一貫して地域の平和と安定の維持という大局に着眼し、建設的かつ責任ある態度で南海問題に対処している。今後も関係各方面と共に努力し、南海を地域各国の人民に福祉をもたらす平和・協力・友情の海にする」と述べました。

 会議に出席した各国の首脳も、東アジアサミットが地域の平和と発展を推進するために発揮した役割とこれまでに収めた成果を評価しました。また、サミットは今後も「首脳らが主導する戦略的フォーラム」という位置づけを維持して、政治面の信頼関係を強め、東アジアの特徴に合った安全保障の枠組を構築し、核拡散や気候変動、グローバルな開発、難民、自然災害、テロリズムなどの課題に対応し、東アジア地域の安定した局面を守ることで意見が一致しました。(ZHL、星)

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