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教育省、貧困家庭の学生支援政策の充実化に力を入れる

2016-08-25 19:44:25     cri    

 教育省の責任者が25日の記者会見で明らかにしたところでは、去年、中国は貧困家庭の生徒や学生を支援するために拠出した資金が初めて1500億元台を突破し、「家庭の経済事情により教育のチャンスを失う学生が1人もいないことを保証する」という基本目標がほぼ実現したということです。

 中国における生徒・学生援助制度の整備は2007年秋にスタートし、これまで10年連続して実施されてきました。データによれば、去年までに、小学校入学に備える「学前教育」や義務教育、中等職業学校、高校、そして大学の生徒や学生、合わせて8400万人あまりに支援金が拠出され、2015年の援助額は対前年比100%伸びて、1500億元を上回っています。

 全国学生資金援助管理センターの馬建斌副主任は、「中国では政府が主導し、学校と社会が補助となる『三位一体』の支援構図がすでに出来上がっている。『家庭の経済事情により教育のチャンスを失う学生が1人もいないことを保証する』ことが制度化されており、とりわけ、高等教育のために多様な形式を持ち、併用が可能な混合型資金援助制度が整えられている」と話しており、全国における大学生向け資金援助総額は、2015年は847億元に達し、対前年比130億元増で、伸び率は18%に達しているとのデータを示しています。

 なお、教育省としては、今年、焦点の絞った的確な支援に力を入れ、援助対象の認定、支援基準、資金の交付メカニズムなどの面での完備を引き続き図っていくということです。(Yan、謙)

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