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中国初の火星探査機、2020年に打ち上げ予定

2016-08-24 11:19:34     cri    


 中国は火星探査プロジェクトのテーマとロゴについて、全世界を対象とした一般公募を行っています。これについて23日に北京で行われた記者会見では、中国初の火星探査機と火星探査車(マーズ・ローバー)の外観が初披露されました。初回となる火星探査任務は2020年に実施される予定で、「火星の周回飛行と着陸、巡視」を目標にしています。これが実現すれば、世界でも前例のない快挙になると見込まれています。

 初回の火星探査プロジェクトを担当するプロジェクトデザイナー・張栄橋氏によりますと、中国初の火星探査機の打ち上げは、2020年に海南省の文昌打ち上げセンターで行われるということです。打ち上げには長征5号ロケットが用いられ、地球から火星への遷移軌道上に向けて打ち上げられた探査機は、7ヶ月間の宇宙飛行を経て火星周回軌道へと到着する予定です。その後、周回飛行を行いながら、着陸エリアを見定め、着陸機と巡視機を適時射出します。一連の減速を成功させ、火星に着陸した後は、火星探査車を出して、火星の環境や地形、地質構造など、一連のデータをモニタリングし、地球にリアルタイムで送信するということです。(Lin、謙)

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