2016フルンボイル国際遊牧音楽祭が13日、内蒙古のフルンボイル市にある音楽基地で開かれました。この音楽祭は中国国際放送局（CRI）が企画し、フルンボイル市政府、内蒙古烏可力公益基金会、中国青年芸術国際交流センターなどの共催で実施されるもので、「民族音楽の国際化」を趣旨とし、「新しい遊牧文化」を特色とした、総合音楽観光イベントです。

　また、今回の音楽祭は「新しい遊牧概念」をテーマし、中国で初の「炭素収支」を音楽祭へ取り入れたイベントとなりました。さらに、グラミー賞を目指す目標だという部分もあるとされています。

　中国国際放送局の夏吉宣副局長は挨拶の中で、「今回の音楽祭をきっかけに、民族音楽の国際化の道を探り、中国の民族音楽の海外進出のため、交流と相互観賞のプラットフォームを作っていく」と述べました。

　音楽祭は13日、14日2日間かけて開催されます。