日本の安倍晋三首相は15日午前、自民党総裁特別補佐を通じて、自民党総裁名義で靖国神社に玉串料を納めました。安倍首相が日本敗戦日の8月15日に靖国神社への参拝を避け、代理人を通じた玉串料の奉納を行うのは、これで4年連続となります。

　安倍首相は15日午前、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑で献花を行ったあと、政府が主催する全国戦没者追悼式典に出席しました。

　一方、萩生田光一官房副長官や自民党の小泉進次郎農林部会長らが同日、靖国神社を参拝しました。また、新しい防衛相であり、ここ数年8月15日に靖国神社を続けて参拝している稲田朋美氏は今年、アフリカ訪問のため参拝しなかったということです。（鵬、謙）