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華人青少年「ルーツを探る」サマーキャンプ、北京で始まる

2016-07-31 13:28:38     cri    


 中国国際放送局(CRI)と国務院華僑事務弁公室が共催するイベント「発見・東方の美」の一環として、海外の華人青少年が参加する「『ルーツを探る旅』魅力北京芸術舞踊キャンプ」が30日、北京にある首都師範大学の校庭でスタートしました。イタリアやアメリカ、ウルグアイなどの国々から100人近くの華人青少年が参加するこのサマーキャンプは、11日間にわたって行われます。

 北京市政府華僑事務弁公室の李長遠副主任は開幕式であいさつし、「華人の青少年たちがはるか遠くの地より、ここ北京に辿り着き、中国語を学び、中華文化を体験する。これはとても意義深いことだ。参加する皆さんには、このチャンスを利用してよく見てよく回り、中華文化の深さを感じながら、北京の変化を体験してほしい」としたうえで、「華人の青少年にはみずからが持つ独自の優位性を生かし、中国と外国の文化交流の懸け橋になり、そして中国と世界各国の人々の友好的往来の使者となってほしい」と述べました。

 ウルグアイから参加した馬天駒さんは、「これは普通のサマーキャンプではない。父母の代のふるさとに回帰する、特別な旅だ。小さい頃から、母に中国の歴史や文化、風俗習慣を教わってきたので、中国に対しては神秘性と親しみを感じている。そのため、この『ルーツを探る旅』にとても期待している」と、その思いを語りました。

 なお、「発見・東方の美」キャンペーンの今年のキーワードは「パンダ」です。「ルーツを探る旅」の参加者たちは、北京動物園を訪れてパンダを観察し、記念撮影をするほか、パンダに関する10のショートムービーにセリフをあてる「アフレコ」にも挑戦するということです。(藍、謙)

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