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東アジア協力に関する一連の外相会議、ラオスで閉幕

2016-07-27 15:32:57     cri    
 東アジア協力に関する一連の外相会議が26日夜、ラオスのビエンチャンで閉幕しました。会議に出席した中国の王毅外相は「今年は中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の対話関係締結25周年に当たる。中国とASEANの間には、広範囲にわたる、全方位的で多層的な協力環境ができた。これからの25年間、双方の関係は成熟期を迎え、一層グレードアップした、緊密な運命共同体となっていくだろう」と示しました。

 会議において、中国が最も関心を持っていたのは、地域協力の基本的なプラットフォームとしての「中国・ASEAN(10+1)協力」です。今年は中国とASEANの関係の節目に当たることもあって、双方がいかに協力を促進するかが、広く議論されました。

 ASEANの輪番議長国・ラオスの外相は、26日の会議後に開かれた記者会見で中国とASEANの協力に関する質問に答え、「過去25年間、双方は多くの分野において協力を拡大した。双方は今後も、投資、貿易、教育、文化交流、環境保護など多分野における協力を深めていくことで合意した」と話しました。

 1991年から2015年にかけて、中国とASEANの貿易額は79億6000万ドルから4721億ドルにまで上がり、60倍近く増え、投資額の増加は300倍を超えました。人的交流は2003年には387万人でしたが、2015年には2300万人にまで上っています。

 中国とASEANは今後、双方の間に、新たに人的・文化交流の協力プラットフォームを構築し、より広範囲の国民の交流を通じて、友好の社会基礎を固める方針だということです。(殷、謙)

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