東アジアサミットは今年で11回目となり、「新たな10年」が始まります。この節目の年に、サミットが新しい目標に向かって、持続的な役割を発揮するため、王外相は4つの原則を提案しました。
一、 フォーラムで定めた発展の方向性を堅持すること。東南アジア諸国連合(ASEAN)が東アジアサミットの中心となり、交渉を続け、各側に十分な配慮を行うという「ASEAN方式」で、重点分野の協力を後押しする。
二、 発展と協力に重点を置くこと。国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を実施し、自由貿易区の設立を加速させ、地域発展の差を縮小することで、共同発展を促進する。
三、 安全への新たな脅威に対応すること。テロリズムの蔓延を抑制する。
四、 地域安全の枠組みを改善すること。地域の実情を反映させ、各側の需要に合った地域安全の新しい枠組みを構築する。
王外相はこれら原則の提案を行ったうえで、4番目の地域安全に関する項目については「中国は各側との対話と交流を強め、地域安全の枠組み改善のために取り組んでいく方針だ」として、中国の役割を示しました。 (殷、謙)
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