民政省災害救援局の楊暁東副局長は26日、「今年の災害状況は例年に比べて著しく深刻である。7月26日午後9時現在、洪水や雹などの自然災害で1074人が死亡、270人が行方不明となっており、被災人口は1億3700万人に達し、624万人を緊急避難させている。また、40万軒の家屋が倒壊し、225万軒が毀損、直接経済損失は2983億元に達している」と明らかにしました。これまで、民政省はこうした自然災害救助のために補助金として16億7100万元を拠出しています。

　楊副局長は、「7月上旬以来、災害情勢が際立って深刻になっており、最近の災害がもたらした損失と影響は予想以上に厳しくなっている。現在、7月末8月初旬という水害対策の最重要時期に入っており、災害対策と救援の情勢は非常に厳しく、任務も複雑且つ大量になっている。民政省は各地の災害状況を注意深く見守り、状況に応じて救援の資金と物資を割り当て、被災者の避難と避難生活補助、倒壊家屋の再建などを援助し、市民らの基本的生活の保障を行なっていく」と強調しました。（玉華、む）