会員登録

中国・ロシア・モンゴル結ぶ「万里の茶道」大ツアー

2016-07-25 16:09:19     cri    

 中国の内蒙古自治区の二連浩特(エレンホト)市は、モンゴル国との国境の町です。ここに今、モンゴル国とロシアを観光する目的のマイカーやキャンピングカーが集結しています。最終的には合わせて100台以上の車が集まり、8月上旬に一斉に出発する予定です。およそ2週間かけて「万里の茶道」を走ることになります。

 このような、キャンピングカーによる大規模な中国、ロシア、モンゴル三カ国の観光ツアーは、史上初だとされています。

 「万里の茶道」とはおよそ300年間に渡り栄えたお茶の交易路です。中国福建省の武夷山のお茶の産地が起点で、北に向かって湖南省や、湖北省、山西省、内モンゴル自治区などを経由し、モンゴル国を通り、ロシアのモスクワ、そしてサンクトペテルブルクまでを結んでいます。

 なお、関係筋によりますと、今年に入ってから5月までに中国を訪れたロシアとモンゴルからの観光客が急増しており、それぞれ41.4%と13.1%の増加だったということです。また、ロシアとモンゴルを訪れる中国人観光客も安定的に増加を続けており、三カ国間の観光規模は、ここ数年毎年のべ500万人を超えているとされています。(朱、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS