中国の最高裁である最高人民法院の景漢朝副院長は6日北京で、7月1日以降に最高人民法院が審理する公開裁判の様子は、原則的にインターネットで生中継すると表明しました。
景副院長は「法廷での審理過程を全方位的に、深いレベルで公開することにより、社会の関心によりよく対応し、社会からの監督を受けることができる」と話しました。
また同時に、「最高人民法院がインターネットで審理の過程を中継すれば、全国の裁判所にとっての指導的な、手本としての役割にもなる」と表明しました。全国の裁判所の無数の事件がオンラインで中継され、そこから得られるデータバンクは裁判官の事件審理の参考と手助けになるとともに、中国の裁判制度を研究する上での一次資料になります。これらは法に基づく国家統治にとっての尊い資源になると見られています。(Yan、謙)
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