中国の国家主席であり、中央軍事委員会主席でもある習近平・中国共産党中央委員会総書記が1日、中国共産党成立95周年記念大会の場で重要な談話を発表しました。これを受け、中国共産党中央委員会の機関紙「人民日報」は4日、「中国の道を堅持し、改革開放を推進する」という文章を発表しました。

　文章は「習近平総書記は記念大会で、中国の特色ある社会主義の道を長期にわたって堅持していくという歴史的結論について深く説明した。『二つの百年』という目標と中華民族の偉大な復興という『中国の夢』を実現するには、中国の道を歩み、改革開放を推進していかなければならない」と強調しました。

　また、文章は「これまでの50年間で、中国の一人当たりの国内総生産（GDP）が200倍以上に伸びた。これまでの30年間で、中国の都市部の人口が5億人余り増え、中国人の平均寿命は中・高所得国家を上回った。さらに、過去10年間で、中国の13億人がほぼ1人1台携帯電話を持つようになり、インターネットの利用人口が約7億人に上った。中国の特色ある社会主義の道が、美しい生活をつくり、社会主義の近代化と中華民族の偉大な復興を実現させるために必ず通る道であることを、こうした日進月歩ぶりが生き生きと物語っている」と述べました。（鵬、謙）