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「遥かなる東京の日々――日本報道50年」出版記念イベントが北京で開催

2016-06-15 20:19:36     cri    


「遥かなる東京の日々――日本報道50年」出版記念イベント

 中日記者交換制度50周年を記念するため、北京中日新聞事業促進会の主催による「遥かなる東京の日々――日本報道50年」出版記念イベントが14日、北京で行われました。劉徳有元文化次官や北京中日新聞事業促進会の呉学文元代表、王泰平元大阪駐在大使級総領事官などが会議に出席し、挨拶しました。


劉徳有元文化次官のあいさつ

 劉元文化次官はその席上、「1964年に中日間における記者の相互常駐が実現したことは、戦後の中日関係を語るのに欠かせぬ歴史の扉が開かれたことに等しい。本書はその歴史を記録したものであり、その中には、中日関係の歩みや両国民の友情、及び両国のジャーナリズム界の交流などの内容が盛り込まれている。本書は、記憶をとどめる為の貴重な歴史資料であり、戦後の中日関係と両国のメディア交流史の忠実な記録となっている。中日関係が冷え込む現在、このような時期こそ、歴史を忘れてはならず、中日関係の原点を忘れてはならない。本書はその原点を人々に示したものであり、同時に重要な現実的意義をもつものだ」と述べました。

 北京中日新聞事業促進会の孫東民代表は、「歴史的原因と現実的原因により、中日関係は、最も複雑かつ内容の豊かな2カ国間関係の1つだ。中日関係が変化を続けたこの50年来、記者の仕事は中日関係と切り離すことの出来ないものとなっている。本書の出版は、中国の人々に日本に関する情報を提供する他、その日本認識にも影響を与えるものとなるであろうし、中日関係の歴史においても欠かすことのできない1ページを記すことを確信している」と語りました。

 人民日報出版社が出版した「遥かなる東京の日々――日本報道50年」には、「60年における中日関係略史」、「中日ジャーナリズム交流略史」の他、数十名の日本駐在経験者や現職の日本駐在記者の手になる原稿が掲載されています。その中には、報道現場での経験や中日関係に関する思考、日本関連報道から得たもの、日本国民との交流、右翼勢力への批判など、さまざまな内容が盛りこまれ、50年間にわたり日本駐在記者が歩んできた日々を余すところなく再現しようとする意気込みの感じられる作品に仕上がっています。

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