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手話で中日交流―早大留学生が南京聾唖学校訪問

2016-06-01 18:20:55     cri    
 早稲田大学北京教育研究センターで5月31日、中日学生手話交流・南京交流事業報告会が開催されました。今回で8回目となる中日学生手話交流事業・南京交流事業が5月20日から22日にかけて南京で行われ、現在、北京に留学中の日本の早稲田大学の学生7人が南京聾人学校を訪問して生徒たちと交流したほか、地元の老人ホームも訪れました。

 報告会では今回の交流活動について詳しい紹介が行われたほか、留学生全員が手話による自己紹介をし、留学生らが南京聾人学校で披露した手話による歌「陽光総在風雨後(邦訳:太陽の光は嵐の後に必ずやってくる)」を再度歌い、勇壮なソーラン節の踊りも披露しました。


手話で自己紹介する早大留学生


「陽光総在風雨後」の歌を手話で歌う


「ソーラン節」を披露する早大留学生


参加した早大留学生全員と中国手話の先生

 早稲田大学3年の桑山さんは、「最初、耳が聞こえないということはすごくマイナスだと思って、性格も暗くなってしまっているんじゃないかなと考えていました。でも実際に南京聾唖学校へ行ってみたらそんなことはまったくなくて、みんなが明るく、手話の交流を通して友達になれて逆に元気をもらったことに感動した」と今回の体験を振り返りました。

 また、中日学生手話交流実行委員長として学生をサポートしている藤田安彦さんは、「若者たちが自分の体験を通して真の中国を理解し、中日関係を考えることが大事です。中日相互理解の促進のために尽力します。今後もこのイベントを続けていきます」と抱負を語りました。 (取材・写真:趙雲莎)

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