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第2回国連環境会議が閉幕

2016-05-29 13:40:57     cri    
 ケニアの首都ナイロビにある国連環境計画(UNEP)本部で5日間にわたって開かれていた第2回国連環境会議が、27日に閉幕しました。会議では、海洋環境の管理、野生動植物の違法貿易防止など25の決議と行動計画が可決され、「パリ協定」と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を促すとしています。

 会議では海洋生態保護面について、国連環境計画の予測によると全世界の海洋にプラスチックの漂流物が5兆2000億個あり、海洋環境と生物の多様性を脅かしているとしています。国連環境計画と各国は海洋ゴミの管理計画を再検討し、主な排出国と地域を手助けして行動計画を制定するよう指摘しました。

 今回の会議ではまた、野生動植物の違法貿易を取り締まることに関する決議を採択したほか、各メンバー国が引き続き国内政策および、地域協力と国際協力を強化し、需要・供給・流通の3つの面から違法貿易を防止するよう求めました。統計によりますと、野生動植物の違法貿易の年間取引額は200億ドルに達しており、世界で最も取引額の高い違法貿易活動の1つとなっているということです。(RYU、謙)

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