20160527news7
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国連環境計画(UNEP)に所属する機関、国際資源パネルはこのほど報告を発表し、飢饉対策として自然資源をより効果的に利用し、環境破壊を食い止めるために、人類は食物の供給メカニズムを見直して調整するべきだとしました。
第二回国連環境会議がケニアの首都ナイロビで開かれています。国際資源パネルが会議期間中に発表したこの報告では、「既存の食物供給メカニズムは効率が低い上、長く持続できないものだ。その上、陸上生物の多様性の減少や地球温暖化の進行、地下水源の過度な消耗を招いたが、飢饉や栄養のアンバランスが依然として解決されておらず、それによる健康への負担は無視できないものだ」としました。
さらに、新しい食物供給メカニズムを構築するには、環境リスクを下げ、再生可能な資源の持続的利用を図り、すべての資源の利用率を高めるという3つの原則に従わなければならない考えを示しました。(ヒガシ)
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