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金融商品が商業銀行経営のモデルチェンジに

2016-05-23 15:33:09     cri    

 中国銀行業協会金融商品業務専門委員会会議がこのほど、広州で開かれました。中国銀行業協会が発表した『2015年中国銀行業資産運用業務発展報告』によりますと、2015年末まで、銀行の金融商品の受け取り金額は前年同期より50%以上上回っており、その社会と経済効果は拡大しつつあります。金融商品は預金者の投資ニーズを満たし、商業銀行の重点的な革新戦略と経営のモデルチェンジの方向に向かっているということです。

 報告は「2015年の金融市場の収益率が下落している中、金融商品の収益率は前年より大幅に増え、全体の収益額は8651億元に上る。これは前年と比べると1529億7000万元多く、上昇幅は21.48%だ。そのうち、国有銀行による収益は全体の42.26%、非政策銀行は39%をそれぞれ占めている」としています。

 銀行は金融商品の販売から集めた資金を上場企業の株の買い増し、政府あるいは企業がリードするファンドなどに投資しています。こうして、金融商品は国の「一帯一路」建設、西部大開発、企業の買収と再編成、都市化建設、災害後の再建などに重要な役割を果たしているといえます。

 2015年、銀行資金の市場参入規模は1兆6000億元になっており、そのうち1兆3000億元は資本制金融商品に投資されています。銀行はインターネットプラスという販売のプラットフォームを導入し、農業関連、自由貿易区関連、養老金専門の金融商品や、資産管理計画の革新業務などの開発を通して、資本市場の変動を安定させ、農村・農業・農民という三農問題を解決し、中小零細企業を支援しているということです。(殷、星)

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