会員登録

張徳江委員長、人民代表大会制度をテーマに講演

2016-05-23 21:10:15     cri    

 中国共産党中央政治局常務委員で、全国人民代表大会の張徳江委員長は23日、中央党学校で、人民代表大会制度をテーマにした報告会を行いました。

 張委員長は報告の中で、人民代表大会制度が中国で実施されるようになった歴史的プロセスを振り返り、「中国共産党は発足したその日から、中国人民が主役となって自らのことを決め、中華民族の偉大なる復興を果たすことを己の使命にしてきた。マルクス・レーニン主義を中国の実情と結びつけて、国家政権の組織と活動などの根本的な問題に対して実践を試み、理論的な思考を重ねてきた。そうした中で、人民代表大会制度を中国の根本的政治制度としたのだ。これは歴史の選択であり、人民の選択である。これを大切にし、終始これを守り、絶えず発展させていく必要がある」と話しました。

 張委員長はまた、人民代表大会制度の特徴と優位性が以下の6点に表れているとしていました。それは、①中国共産党による指導、②人民が主役となり、自らのことを決めること、③法による国家管理、④民主集中制の実施、⑤国の実情と現実的な状況により中央と地方の関係の規範化を図ること、⑥社会主義近代化建設に力を集中させることという6点です。

 張委員長はまた、「人民代表大会は中国の特色ある社会主義制度の重要な一要素で、中国の国家管理システムとガバナンス能力を支えている根本的な政治制度でもある。習近平同士を総書記とする党中央を中心としてこれまで以上に団結し、人民代表大会制度への自信を断固としたものにする。ややゆとりのある社会の全面的構築、改革の全面的深化、全面的な法治国家の実現、党の厳格統治の全面的執行という『四つの全面』に関する戦略的配置をしっかりと推進し、その法的職責を真摯に履行していく。時代と共に、人民代表大会制度の完備をはかり、党と国の振興、発展、長きに渡る安定と繁栄の実現に向け、より良い制度を提供していく」としました。

 報告会には、中央党学校の委員会メンバーや委員会のOB、学生全員と教職員代表ら、合わせて2200人が出席しました。(Yan、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS