会員登録

外務省「中国はすべてのNPT非締約国に同じ立場を取る」

2016-05-23 19:57:24     cri    

 外務省の華春瑩報道官は23日、北京で行った記者会見で、パキスタンが原子力供給国グループ(NSG)への加入を正式に申請したことに対してコメントをしました。華報道官は「パキスタンは『核兵器不拡散条約(NPT)』の締約国ではない。NSGはまず、NPT締約国でない国の加入について十分に討議するべきであると、中国を含む多くの国々が主張している」と述べました。

 華報道官は、「パキスタンはNPT締約国ではない。NPT締約国でない国がNSGに加入できるかどうかについて、NSGのグループ内部ではまだ討議中であり、意見が大きく食い違っている。これを理由に、中国と多くの国々が、NSGに対し『NPT締約国でない国』の加入問題について十分に討議し、共通認識を得て、協議によって決定を下すよう求めている。パキスタンは中国の戦略的協力パートナーで、親しい隣国である。先に述べた中国の原則的立場は、パキスタンのみに対するものではない。中国は、パキスタンを含むすべてのNPT非締約国に対して同じ立場を取る」と述べました。

 NSGは核兵器の拡散防止システムを構成する重要な部分であり、このシステムはNPTを基盤としています。このため、NSGはこれまで、「NPT締約国であること」を新メンバー加入の基準としてきました。(玉華、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS