第5回アジア相互協力信頼醸成会議（CICA）外相会議が28日北京で開かれました。CICA加盟国やオブザーバー国の外相及び関連の国際地域機関の責任者を含む40人余りの代表が出席しました。

　会議を主宰した中国の王毅外相はその基調演説で「アジア相互協力信頼醸成会議は発足後、世界の多角化と地域の一体化の流れに合わせ、地域と国の共同行動基準を提出すると共に、信頼醸成協力モデルを初めて打ち出し、交流と協力の新たなプラットフォームを構築し、各国の相互信頼と協力の推進や、アジアの特徴と各国の共同利益に見合った安全と発展の道を模索する面で独特な貢献をしている」と評価しました。

　また、各国の代表は「アジアは伝統と非伝統の安全面で多くの脅威と課題に直面しており、テロリズムからの挑発をはじめ、シリア問題、ウクライナ問題、朝鮮半島問題なども解決しなければならない。ここ数年、アジア相互協力信頼醸成会議は各国の対話促進や相互信頼の醸成、地域の平和と安定において重要な役割を果たしている」と述べました。（ミン・イヒョウ　Kokusei）