日本最大級のアートフェアとして知られる「アートフェア東京」が18日、北京751Dパークでプレイベント「アートフェア東京・北京の東、東京の西」を開催、約200人の芸術愛好者が会場にかけつけました。このイベントには、中国側からもアートフェア東京2016にユニフォームなどを提供する紳士服ブランドの「Less & More Bespoke」が共同主催者として参加しています。
欧州美術財団(TEFAF)の統計によれば、中国の美術品市場は、これまで2年連続して世界第二の取引量を保っているとのことで、それが今回のイベント開催のきっかけにもなっています。18日のプレイベントでは、「Art is a Lifestyle」という東京アートフェア2016のモットーや、中日アート界の交流の様子の紹介、富裕層向け旅行企画「アート・ツーリズム」の説明などが行われました。
「アートフェア東京」エグゼクティブ・プロデューサーの來住(きし)尚彦さんは、席上、「2020年にオリンピックが再びアジアで開かれる。それに向けて頑張りたい目標がある。それは、アジア中の人々がアートを通して、より輝いた暮らしができるようになることだ」と夢を語りました。
同社海外事業チーフディレクターの李一さんによれば、今年のフェアには総勢157軒の画廊が出展を予定しており、海外からも、中国からの8軒を含む計19軒の参加が見込まれています。
アートフェア東京2016は、東京国際フォーラム・ホールEで5月11日に特別内覧会が行われ、12日-14日の3日間にわたり一般公開される予定です。
会場の様子
「Less & More Bespoke」創始者の曹鵬さん(左)とアートフェア東京・來住尚彦エグゼクティブ・プロデューサーによる提携協定の調印と交換
(王小燕)
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