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国際労働機関(ILO)が7日発表した報告書は、「女性はディーセント・ワークを見つける面で相変わらず大きなチャレンジに直面している。女性の賃金水準は男性の77%しかない」として、このような趨勢が継続していくならば、男女の賃金格差をなくすには70年以上の時間がかかるだろうと予測しました。
ILOは7日、世界178ヵ国のデータを分析して、「職場の女性:2016年の趨勢」という報告書を取りまとめました。
2015年の最新統計データによりますと、女性労働力が女性の総人口で占めた割合はわずか46%ですが、男性は72%にも達しています。2015年末現在、自営業者または家政婦として働く女性の人数は5億8600万人、20年前より17%減ったものの、依然として男性の2倍以上となっています。また、労働力市場で給料をもらえる女性職員のうち、社会保障を受けていない人は38%であり、この割合はサハラ以南のアフリカ地域で63%を超え、南アジアでは74.2%にも達しているということです。(ZHL、Kokusei)
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