朝鮮中央通信社によりますと、朝鮮外務省報道官が6日、声明を発表し、アメリカと韓国が7日に合同軍事演習を行うことを非難しました。

　報道官は「米韓合同軍事演習『キー・リゾルブ』と『フォール・イーグル』には米軍1万5000人と韓国軍29万人が参加し、原子力潜水艦、戦闘機のF-22なども出動することになる。これはアメリカと韓国の『定例かつ防衛』という名のもとに行われる危険的な戦争行為である」とした上で、「もし、朝鮮半島で戦争が勃発すれば、その責任は半島で戦略的兵器と戦争装備を配置し、戦火を交えようとするアメリカ側にある」と指摘しました。

　韓国メディアによりますと、米韓合同軍事演習『キー・リゾルブ』と『フォール・イーグル』は7日に行われ、これは2010年3月に韓国哨戒艦沈没事件が発生した後、米韓が行う最大規模の軍事演習となります。