中国の王毅外相は現地時間24日ワシントンで、アメリカ外交問題評議会のリチャード・ハース会長と会談を行いました。双方は現在のアメリカの外交政策や、アジア太平洋地域における中国とアメリカの関係について意見を交わしました。
王外相は「中国とアメリカは共に国際問題で重要な影響力を持つ国である。双方が戦略的相互信頼を強め、戦略的協力を強化することは世界の平和と安全、経済の成長を促進する上で重要な役割を果たすことができる。アジア太平洋地域における双方の利益が日増しに溶け合うようになっている。中国は平和、開放、互恵共栄のアジア太平洋政策を実施し、海上情勢を始め、双方が共に関心を寄せる問題についてアメリカと踏み込んだ対話を行い、かつこの地域で建設的な協力を展開していく」と述べました。
ハース会長は、「現在、中東、欧州などの情勢の変化は国際社会に新たな課題をもたらしている。アジア太平洋地域でも新たな変化を見せている。アメリカと中国など影響力のある大国が戦略的な意思疎通と協力を保つことは、グローバルな課題と地域の課題への効果的な対応に役立ち、各方面の利益にも合致する」と述べました。(玉華、kokusei)
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