外務省の華春瑩報道官は24日、定例記者会見で、「ロシアと日本が平和的な交渉を通じて領土問題を適切に解決するよう希望する」と述べました。
報道によりますと、日本側で、「ロシアと日本の間では第二次世界大戦のすべての結果が決着したわけではない。領土問題を解決する必要がある」との発言があったということです。これに対して、ロシア外務省は、日本は1945年9月2日に行われた降伏文書への正式な調印で、自らの敗戦を承認しただけでなく、第二次世界大戦期間中にソ連及びその他の連合国に対する行為について全ての責任を負ったはずだ。ロシアは、日本が歴史的な事実を故意に歪曲して解釈することに深い遺憾の意を表す」と表明しました。
この報道について、華報道官は、「ロシアと日本の二国間には領土に関する問題がある。中国は、ロシアと日本が平和交渉を通じて、これを適切に解決するよう希望する。中国は一貫して、第二次世界大戦勝利の成果が尊重され、守られるべきだと主張している」と強調しました。(玉華、謙)
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