華報道官は記者会見で、今回の訪問を通して、今年度の中米二国間ハイレベル往来や各種様々な対話に関する計画をしっかり話し合い、各分野における実務的協力の深化を討議し、デリケートな問題を建設的に善処することにより、中米関係を引き続き健全かつ安定的に発展させていけるよう推進していくと話しました。
中国が一部の南海島嶼で工事を進め、また永興島でミサイルを配備することに対するアメリカの非難について、華春瑩報道官は「中国が自国の領土で必要な防御設備を配備することは、アメリカがハワイで防御設備を配備することとなんら変わりはない。米軍飛行機が長年にわたり、域内諸国に対して頻繁に接近して偵察を行い、しかもその回数が年を追って増えてきている。これにより、南海情勢が一層緊迫化してきている。これこそ、中国が南海でいわゆる軍事化を行う一番の要因だ。アメリカがこの問題の是非を混同してはならず、そして繰り返してこの地域で緊張的ムードを作らず、またエスカレートさせないよう期待する。アメリカが地域の平和と安定に重要な役割を発揮するよう促したい」と話しました。
朝鮮半島の核問題が議題になるかどうかという記者からの質問に対して、華春瑩報道官は「中米は半島の核問題に対して緊密なコミュニケーションと協調を保っており、半島の核問題を話し合いの軌道に戻すよう各国が一緒になって努力していくよう」呼びかけました。(Yan、Kokusei)
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