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スペインのマドリード自治区パラ市裁判所は20日、資金洗浄の疑いで逮捕された中国工商銀行マドリード支店の従業員6人に対して、拘留を延長するとの裁定を下しました。
中国工商銀行マドリード支店に勤務する6人は、資金洗浄と組織的犯罪に関与した疑いで17日に逮捕されました。このうち3人については、1人あたり10万ユーロの保証金を納付すれば保釈が認められますが、支店の初代総経理、現職の総経理と副総経理については保釈が認められないということです。
なお、中国工商銀行の関係責任者は20日、「マドリード支店は地元の警察当局による資金洗浄に関する調査に協力していると聞いている。この件については、依然調査の段階であり、結審前にマドリード支店に対して有罪推定を行うべきではない。悪意の中傷行為に対しては、法的責任を追及する権利を留保したい」と述べ、また「マドリード支店は、現地の法律法規を徹底して守るという工商銀行の経営方針どおり、スペインの資金洗浄取締りの規定をしっかりと守ってきた」と強調し、調査に積極的に協力するようマドリード支店に要求する一方、弁護士に依頼し、支店と支店従業員の合法的な権益を守っていく姿勢を示しました。(藍、む)
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