ドイツのミュンヘンで開かれる「シリア支援国会合」の外相会議に先立ち、王毅外相はロシアのラブロフ外相と会談を行いました。
王毅外相は会談に臨んで「今年は中ロ善隣友好協力条約調印15周年にあたる。これをきっかけとして、これまでの友情を更に深め、戦略的な信頼関係を増進させ、互いの支持を強化し、中ロ関係の新たな展開を推進していきたい」と述べました。
また、シリア問題について、王外相は「ロシアおよびその他の関係方面と引き続き意思疎通を強め、シリア問題の政治解決プロセスを断固として推し進めていく」とし、外相会議で全面的な停戦や和平協議の再開、人道支援などの問題で確実な合意に到れるよう期待を寄せました。
一方、ラブロフ外相は、中国側と引き続き緊密なハイレベル交流を保ち、各分野での実務協力を強めたいと示しました。
双方は他にも、当面の朝鮮半島の情勢について意見を交わし、それぞれのスタンスを確認しました。(ZHL、む)
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