李克強首相は1日、中国伝統の祝日である旧正月（春節）を前に寧夏ホイ族自治区固原市を訪れ、貧困地区の視察を行いました。李首相は、地元の老人ホームに入居する高齢者たちと一緒に餃子を食べたあと、西海固地区の最も貧しい村を訪れ、貧困脱出を支援するための移住の実施状況を確認しました。

　同日午後、李首相は、西海固地区の最も貧しいとされる村の1つ、西吉県半子溝村に来ました。この村はすでに、貧困脱出のための移住政策の対象に決まり、計画では今年中に村民の移住が完了する予定です。李首相は、低所得者のための補助金の支給状況を聞き取ると、地元政府の関連責任者に対し具体的な要求を出しました。（MOU、謙）