会員登録

2016チャイナフェスティバル、名物司会者・孟非氏も

2016-01-30 16:57:37     cri    

 日本に滞在する80万人近くの華僑華人が中国の伝統的な祝日「春節(旧正月)」を迎えるに当たって、東京の六本木ヒルズで1月29日から31日にかけて、2016チャイナフェスティバルが開催されます。これに先立ち、同イベントの特別ゲストとして、江蘇衛視テレビで放送されている人気お見合い番組「縁来非誠勿擾」の名物司会者、孟非氏が日本入りし、中国駐日大使館を訪れました。中国の程永華駐日大使と何振良公使級参事官が同氏と会見しました。

 程大使はその席上、孟非氏に歓迎の意を表し、日本文華伝媒株式会社傘下の東方新報が2016チャイナフェスティバルの中で主催する「縁来非誠勿擾・イン・チャイナフェスティバル」を、2016チャイナフェスティバルの重要なアトラクションの一環と位置づけ、中国現代文化のPRや在日華人の激励に繋がることに期待を示しました。

 さらに「現在、日本に滞在する80万人もの華僑華人の多くが、東京とその周辺地域に集中しており、その人数は約30万人に上る。今回東京で開かれるチャイナフェスティバルは、在日華人が積極的に参加しており、庶民的な形で日本の人々に中国文化を紹介する一翼を担っている」と、中日民間交流への促進効果に期待を寄せました。

 孟非氏は、チャイナフェスティバルの開催を通じて、民間交流を促す意義を大いに認め、「日本は訪問回数が最も多い国で、今回が6回目だ」と明らかにしました。

 また、当面の中日関係について、程大使は、「数年前、歴史問題や領土問題における、一部の政治家による意図的な挑発があって、中日関係は冷え込んでいた。一方、2014年11月、中日間の4つの共通認識が発表されて以来、両国関係には改善の兆しが見えてきている。問題は依然としてあるが、2016年の双方の交流は明らかに増えるだろうと確信している」と指摘し、「縁来非誠勿擾『日本ラウンド』」開催の可能性に言及しました。

 孟非氏は、「縁来非誠勿擾」番組制作側と日本文華伝媒株式会社が共同で開設した番組参加申込用常設サイトが昨年に開設されて以来、「多くの在日華人が応募し、一部の応募者が既に番組に出演した。また、日本人ゲストもこの番組に参加している。しかし、番組収録が南京で行われるというのは皆さんにとって、不便なところもある。良いタイミングを狙って、日本での番組収録を行うことは、ずっと制作側の願いだった。これは、在日華人らのニーズにこたえるだけでなく、海外で暮らしている華人たちの生活ぶりを披露することによって、日本文化を中国に紹介し、より多くの中国人に日本のことを知ってもらうためにも、一役買うだろう」と述べました。

 これに対し、程大使は賛同の意を示し、「日本での番組収録には既に環境整備が整っている」として、「まず、日本に滞在する華僑華人が他国に比べて多い。そして、華僑華人組織がしっかり機能していることは、同イベントの開催にとって有利な条件だ。また、中日関係で小さなすれ違いはあるものの、深刻な対立はなく、政治的な雰囲気がハードルとならない状況にある。国民同士が親しむことは国同士の付き合いのベースとなると言われているように、両国の指導者は中日関係の改善を望んでいる。『縁来非誠勿擾・日本ラウンド』の開催が実現すれば、より多くの視聴者に日本のことを知ってもらえ、両国の人々が親近感を増すことに繋がるだろう」と語りました。

 今回、孟非氏は、六本木ヒルズで行われる2016チャイナフェスティバルの開幕イベントに出席する他、30日午前に六本木ヒルズ2階で「縁来非誠勿擾・イン・チャイナフェスティバル&孟非ファンミーティング」を催すことになります。(洋、謙)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS