この日午後開かれた国防省の月例記者会見で、楊報道官は記者からの質問に対し、「中国は1隻の空母『遼寧艦』を有しているが、関連当局は様々な考慮から、2隻目の空母の研究と建造にとりかかり、現在、自国設計による建造が始まっている」と答えました。
楊報道官はまた、中国は終始平和発展の道を歩み、独立自主の平和外交政策と防衛的国防政策をとっていると話し、「中国には長い海岸線と幅広い管轄海域がある。海上での安全保障、領海での主権と海洋権益を守ることは、中国の武装当局の聖なる職責だ」としました。
さらに、現在、大連で建造中のこの空母は排水量5万トンで、通常動力装置で駆動し、国産J-15戦闘機とその他の艦載機が搭載されるということです。2隻目の空母の設計と建造には、「遼寧艦」の科学実験や訓練で得た有益な経験が活かされ、多くの面で新たな改善と向上が見られるということです。(Yan、Keiko)
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