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中国外務省、「領土紛争」に第三者の関与を認めず

2015-12-22 12:14:19     cri    

 外務省の洪磊報道官は21日、フィリピン政府がオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に申し立てた「南海仲裁案」についての手続きが進められていることを批判しました。

 洪報道官は「中国はフィリピンが一方的に申し立てた『南海仲裁案』に対し、受け入れない、参加しない立場を繰り返し表明している。中国の立場には国際法上の根拠があり、変わることはありえない。フィリピンの主張は南海諸島に対する中国の主権を否定し、『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』の効力を否定している。南海をめぐる中国とフィリピンの紛争は領土紛争である。この件はハーグの常設仲裁裁判所の、まったくの管轄外にある。仲裁案というのは、政治的挑発に他ならない。その目的は南海における中国の主権と海洋権益を否定することである。中国の領土主権は中国全国民のみによって決められる。外部のいかなる者も、これを処置する権力を持たない」とし、領土主権と海洋国境画定問題で第三者による紛争解決法を受け入れないという、中国の立場を強調しました。

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