中国の李克強首相は15日、北京で行われている第2回世界重大な挑戦フォーラムに祝賀メッセージを送りました。

　李首相は「当面、世界は資源不足、環境汚染、気候異常、災害と疫病の頻発など多くの挑戦に直面している。このため、多分野、多学科、及び国際社会の協同と協力が必要である。中国は最大の発展途上国として、発展の重くて困難な任務、及び様々なリスクと挑戦に直面しており、革新を支えとし、発展を基礎にして、効果的な対応をしなければならない。われわれは積極的に革新駆動型発展戦略を実施し、大衆の創業と革新を推し進めている。また、零細企業や成長型企業の積極性のほか、科学研究従事者や大企業の管理者、中堅技術者らの創業と革新の情熱をも引き出した」と指摘しました。

　また、李首相は各国の工程や科学、産業などがそれぞれの優位性を生かし、交流と協力を強化して、実施可能な解決策を多く提出し、より美しい世界を建設するために貢献していくと期待をかけました。

　世界重大な挑戦フォーラムは中国、アメリカとイギリス3カ国の工程院が共同で開催するもので、世界の科学、工程科学技術界、産業界、大学などの代表800人余りが今回のフォーラムに参加しました。（Katsu、Kokusei）