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フランス領のレユニオン島で見つかった航空機の残がいは1日、フランスのオルリー空港に運ばれ、本格的な調査は5日から始まるということです。
この残がいは、先月29日に見つかったもので、去年3月に消息を絶ったマレーシア航空機MH370便のものではないかと見られます。
現地時間の7月31日21時15分頃、航空機の残がいと同じビーチで発見されたマルーン色のスーツケースの破片を載せたフランス航空のAF671便がレユニオン島の空港から出発し、フランス本土に向かいました。
フランスのメディアが1日伝えたところによりますと、「航空機の残がいの確認作業は、フランス南西部トゥールーズ郊外にあるフランス軍の航空関連の施設で、スーツケースの破片の確認作業はパリにある実験室で行われるということです。
フランスの関係者は「マレーシアの調査チームが到着する前までに、残がいを入れた箱をあけない」と強調しています。
マレーシア航空機MH370便の調査にあたるフランスの裁判官やマレーシアの司法当局の代表、フランスの民間航空の安全調査員、フランス憲兵、マレーシアの専門家らが3日、パリで会議を開き、確認作業について話し合う予定です。航空機のメーカーであるアメリカのボーイング社も31日、技術チームを派遣して確認作業に加わると明らかにしました。(藍、kokusei)
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