北京
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10月24日は国連の日です。国連のグテーレス事務総長は26日、「国際協力のみが、新型コロナウイルス感染拡大や気候危機、日増しに激化する不平等と広がる憎しみに勝てる」と強調しました。
ニューヨークの国連本部は26日、75回目の「国連の日」を記念する公式イベントを催しました。グテーレス事務総長は挨拶の中で、「国連は誕生した時点で世界団結のシンボルになり、今日では世界協力の中心になっている」と強調しました。そのうえで、「われわれはこれからも『国連憲章』のビジョンの実現を放棄することはない」と強い決意を示しました。
また、「現在、国連の使命はいかなるときよりもその重要性が際立っている。共同努力を通してこそ、世界は衝突の防止、持続可能な発展の促進、人権擁護、地球保護などという偉大な目標を実現できる。また、国際協力のみが、新型コロナウイルス感染拡大や気候危機、日増しに激化する不平等と広がる憎しみに勝てる」と述べました。
このほか、第75回国連総会の議長を務めるヴォルカン・ボズクル氏は「世界各地で、常に多くの国連スタッフが全人類に幸せをもたらすため、世界を守るためにベストを尽くしている。危機にさらされている国連が試練を乗り越えられるよう世界から期待されている中、スタッフたちは自らの能力と決心を改めて証明している」と強調しました。(朱、浅野)