北京
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中国の国連常駐代表を務める張軍大使は24日、「国連の日」にちなんでビデオ演説を行い、多国間主義と国連を支持し、国家間の団結と協力を強化するよう呼びかけました。
張大使は、「今年の『国連の日』はいつもの年と全く異なっている。世界は今までになかった試練に直面しており、新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした危機と試練に耐えている。さらには、一国主義と保護主義、いじめ行為という大きな脅威にさらされている。これを背景に、国連と人類運命共同体のあり方がより注目されている。国連創設75周年に関する一連のハイレベル会議で、習近平主席は中国の考えを示した。それは、国連を核心とする国際体系が唯一の体系であり、『国連憲章』を土台とする国際関係の基本準則が唯一の規則であるということだ。コロナ後、国連は公平を原則に、法治を励行し、協力を促進し、行動に焦点を当てるべきである」と述べました。
張大使はさらに、「新型コロナの感染拡大が示したように、人類の運命が緊密につながっている。多国間主義と国連を支持し、国家間の団結と協力を強化してこそ、コロナに打ち勝ち、グローバルな試練によりよく対応することが初めて可能である。中国は今後も引き続き多国間主義、『国連憲章』と国際法、そして国連を断固として支持していく。手を携えて努力し、人類運命共同体を共に構築しよう」と呼びかけました。(怡康、Yan)