年内に200基に　武漢ロケット産業園の通信衛星年産能力

2020-10-20 16:15 CRI

　第6回中国（国際）商用航空宇宙フォーラムが19日、武漢市内で開催されました。同フォーラムのテーマ報告で、中国航天科工火箭技術有限公司の生産工程の責任者である符志民総工芸師は同公司を代表して、「中国初のビジネス航空宇宙産業基地である武漢国家航空宇宙産業基地は、ロケット産業園第一期工程により運搬ロケットの年産能力が20機に達する。また、衛星産業一期工程により2020年末までに、１トン以下の通用衛星については100－200基の年産能力を備えることになる」と述べました。

　近年来、宇宙科学工業では商用分野が注目を集めています。中国航天科工火箭技術有限公司のグループが開発した固体燃料方式の「快舟1号」運搬ロケットは9回目の打ち上げを成功させ、現在は打ち上げ能力がさらに高い固体燃料方式の「快舟11号」が開発中です。（moku、鈴木）