北京
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23/19
王毅国務委員兼外交部長は28日、外交部が各界をつなぐプラットフォームとして毎年実施している藍庁論壇(ランティンフォーラム)の開幕式で講演を行いました。今年のフォーラムのテーマは「ポスト・コロナ時代における国際秩序とグローバルガバナンス」です。
王外交部長は「人類は互いに苦楽を共にする『地球村』で生活しており、各国の運命はますます緊密に結びついている。新型コロナウイルスの発生は国際協力の必要性を一層緊迫化させた。しかし残念なのは、誰もが団結を必要としている時に、少数の人間が分裂を作り出し、荒唐無稽な言論を様々にでっち上げることで他国を中傷し、抑圧し、自身の責任を転嫁し、国際的義務を放棄して、世界をイデオロギー的対立と文明的衝突の淵に追い込もうとしていることだ。新型コロナウイルスは人類の公の敵であり、憎しみをまき散らす政治ウイルスもまた、世界の脅威である」と指摘しました。
さらに、王外交部長は「中国は終始一貫してすべてのウイルスとの戦いの最前線に立ち、国際的な防疫協力の第一線に立っている。中国は感染症の予防・抑制と経済活動の再開において重要な進展を遂げたが、われわれは世界各国の人々の健康と繁栄が中国人民と緊密に結びついていることをよく知っている。そのため、引き続き誠実な態度で、自らの経験と能力を用いて、力の及ぶ限りに、助けを必要とするすべての国をサポートしていく」と示しました。(雲、謙)