北京
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王毅国務委員兼外交部長は28日、外交部が各界をつなぐプラットフォームとして毎年実施している藍庁論壇(ランティンフォーラム)の開幕式で講演を行いました。今年のフォーラムのテーマは「ポスト・コロナ時代における国際秩序とグローバルガバナンス」です。
王外交部長は講演の中で、「近代以降、旧中国は不公平と不義による屈辱と辛酸をつぶさに経験した。そして新中国が成立して以降、中国人民は国際的な公平性と正義性の揺るぎない守護者となっている。われわれは平和共存の五原則を堅持しており、他国の内政に干渉したことはない。そして、他国が中国の内政に干渉することを断じて許さない。多国間主義を堅持し、国連を中核とする国際システムと、国際法を基礎とする国際秩序の維持に力を尽くしている。法規を堅持し、普遍性を持つほとんどの政府間国際組織と国際条約に加入しており、2万5000件の二国間条約を締結してきた。また、強い者が弱い者をくじく行為に断固として反対し、衝突を対話に、脅迫を協議に、ゼロサムゲームをウィンウィンの関係へと取って代えていくことを主張する。中国は人類の公平性と正義性の強固な後ろ盾である」と強調しました。(玉華、謙)