北京
PM2.577
23/19
国務院報道弁公室は25日のブリーフィングで、新型コロナワクチン開発の進展を紹介し、中国では現在11種類の新型コロナワクチンが臨床試験段階にあり、うち4種が臨床試験の3段階目(第3相試験)に入っていることを明らかにしました。
この中で、科学技術部社会発展科学技術局の呉遠彬局長は「中国中生公司が開発した2つの不活化ワクチンの第3相試験は中東地域で行われている。すでに3万5000人以上が接種し、これまでのところ安全性は高く、強い副作用は出ていない。また、北京科興中維公司製の不活化ワクチンの第3相試験は南米や東南アジアの国々で順調に進められている」と紹介しました。
ワクチンの効果について、中国疾病コントロールセンターの曾光氏は「人類がこのウイルスを発見してから、わずか9カ月しか経っていない。そのため、ワクチンの有効期間を知るために長期的かつ大量の研究が必要だ。最近の喜ばしい結果は、我が国で最初に接種テストを受けた人々の抗体が依然として高い水準を保っていることだ。ワクチンの効果が長期間保てることを意味している」と楽観的な見通しを示しました。(Mou、謙)