北京冬季オリンピックの準備は順調＝IOC会長

　北京冬季オリンピックの開催500日前を迎え、国際オリンピック委員会のバッハ会長は21日、チャイナ・メディアグループ（CMG）のインタビューを受け、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けているものの、2022年北京冬季オリンピックの準備作業は依然として順調に進められている」と語りました。

　さらにバッハ会長は、「中国はとても特色ある準備作業をしている。この取り組みから活気に溢れ、効率よく働く中国人のパワーを感じることができる。80万人もの人からボランティアの申し込みがあり、中国企業による参加と支援も大変印象深いものだ」と示しました。また、「中国政府は今回の冬季オリンピックの開催にあたり、より多くの人がウインタースポーツに参加できるように呼びかける行動は大変賞賛すべきものである。中国はウインタースポーツ施設の建設を行っており、今後もより多くの施設を建設するとしている。中国人のウインタースポーツ人口は3億人になると見込まれている。今大会の開催後、中国のウインタースポーツに大きな変化が起こるだろう。このような大規模な人たちによる参加はこれまでになかったことだ」と述べました。（閣、星）