北京
PM2.577
23/19
国連人権理事会第45回会議が16、17日の両日に開かれ、発展権の問題をめぐる討議が行われました。発展途上国は発展権に関する実質的な行動を国際社会に呼びかけ、人権理事会の発展権への投入拡大を求めています。
中国代表は席上、「一国主義と保護主義の持続的台頭により、世界的な範囲での発展権の実施は未だに予期されたレベルに達していない。新型コロナウイルスの感染拡大が経済と社会の発展に大きなダメージをもたらし、各国の発展権の実現に深刻な影響を及ぼしている」と述べたうえで、各国が多国間主義や国際協力を堅持し、明確な目標を目指して一致団結し、効果的な感染症対策を講じるとともに、持続可能で包容力のある経済回復や再生を促し、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実現を加速させていくよう呼びかけました。
さらに、「人民の幸せな生活こそ最大の人権である」と強調し、「各国は国民本位のイノベーション、協調、グリーン、開放、共有の発展理念を堅持しながら、発展権の実現を促していくべきである」との期待を寄せました。(Lin、謙)