北京
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現地時間15日、ニューヨークの国連本部で、第74回国連総会の閉幕式と第75回国連総会の開幕式が連続して開催されました。
同日午後、第74回国連総会の閉幕式が開かれ、グテーレス事務総長立ち会いのもとでナイジェリアのムハンマド=バンデ第74回国連総会議長から第75回国連総会の議長となったトルコのヴォルカン・ボズクル氏に議長の権力を象徴する木槌が手渡されました。そして、ボズクル議長が議長席でその木槌を打ち鳴らし、第75回国連総会の開幕を宣言しました。
ボズクル議長は発言の中で、「国際社会が協力して感染症に対応し、多国間主義を再び振興し、人権を保護し、持続可能な開発のための2030アジェンダと持続可能な開発の目標、男女平等を実現することなどが任期中の活動の重点だ」と述べました。
グテーレス事務総長は閉幕式と開幕式でそれぞれ発言し、「2020年は国連創設以来の要となる年である。新型コロナウイルス感染症に対応するため、国連は衛生システムへのサポートに大いに力を入れ、治療方法、ワクチンの開発と公平な分配を確保しなければならない。また、持続可能な開発のための2030アジェンダ及び『パリ協定』を基礎として、感染症収束後の再建を力強く推進する準備を整えなければならない。さらに、平和と安全、軍縮、人権、男女平等、持続可能な開発などのグローバルな課題に引き続き対応していく」と語りました。(玉華、坂下)